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簿記を勉強したほうがいいってよく聞くけど、ほんとかな?
簿記の勉強って何の役に立つのかしら?
そんな方に向けた記事です。
この記事では、主婦と会社員こそ簿記3級を勉強するべき2つのモチベーションについてお話しします。
こんにちは! 主夫で会社員のあがぺいです。
みなさんは社会人になって、上司や先輩に「簿記を勉強したほうがいいよ」と言われたことはありませんか?
『数字に強い会社員になれ!』というメッセージが込められていると思います
でも簿記って聞くと、
- 経理の人が使うもの
- 商業高校の人が習うやつ
- 数字ばっかで見てらんない
そんな印象が強くて、あまり親しみが持てる言葉じゃないですよね。
しかしながら、実を言うと簿記は私たちの日常生活と密接に関係するスキルなんです!
この記事では簿記の大切さをお伝えしつつ、一般人が簿記を勉強するモチベーションについてお話します。
「簿記は気になるけど、なんだか一歩踏み出せない」という方はぜひ参考にしてくださいね。
理系なのに簿記3級の資格を取った私が解説します!
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そもそも簿記とは?
そもそも簿記ってなんでしょうか?
日商簿記検定を運営している商工会議所から引用すると以下のとおりです。
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
企業・経済・経営・財政、そんな言葉が飛び交っていますが、一言でいえば簿記はお金の出入りを記録するスキルです。
簿記は会社の家計簿づくり
繰り返しになりますが、簿記は「帳簿記入」の略でお金の出入りを記録することを意味しています。身近な例で言うと家計簿の会社版ってところでしょうか。
会社なのに家計簿とはこれいかに
会社は日々のお金の出入りを記録しています。
データを集めて会社のお金事情を把握しています。
- 何にいくら使ったか
- 現金はいくらあるか
- 借金はいくら残っているか
- 今期の利益はいくらか
この記録のやり方がちょっと独特なので、簿記という資格の勉強が必要になるのです。
簿記は世界共通のスキルです
簿記はデータ集め
簿記は判断材料のもとになるデータを集めるスキルです。
簿記で日々の取引を記録してお金に関するデータをくまなく収集することで、会社の経営状況や財務状況を把握できるようになります。
半期や通期で財務諸表(※)を作り、それを元に様々な判断を下します。
- 経営者は経営方針の判断
- 投資家は投資の判断
図にするとこうなります。
簿記はビジネスの全てとつながる
図に示したように、簿記は会社のお金に関する情報をまとめ伝える中心地にあります。現場レベルから経営層、そして個人投資家まで、会社の経済活動を橋渡しする存在です。
簿記を学べばビジネスの全てとつながることができます。
ビジネスマンに必須のスキルって感じがムンムンしますね
一般人が簿記を勉強する2つのモチベーション
さて、簿記はお金の出入りを記録することを意味し、簿記3級ではその記録方法を学ぶということをお伝えしました。
記録方法を学んだところで生活に役立つの?
家庭は経済の最小単位です! 絶対に役立ちます!
ここでは一般人が簿記3級を勉強するモチベーションを2つ紹介します。
- 会社を客観的に見る力がつく
- 家計を管理する力がつく
それぞれ見ていきましょう。
1.会社を客観的に見る力がつく
簿記を勉強すると会社を客観的に見る力が身につきます。
簿記は会社の数字を作る側の技術ですから、それを見ることにも役立つというわけです。
「会社を客観的に見る」を言い換えると「会社を数字で見る」こと。
会社の経営状況を客観的でかつ具体的な数値で測ることができます。
<抽象的で主観的>
最近このCMよく見るなあ。儲かってるっぽいなあ
<具体的で客観的>
このCMの会社、売上高も営業利益も5年連続で10%伸び続けているぞ
そして、このスキルは資産運用と就職活動に応用できます。
「将来に向けて資産形成を始めたい」と考えている方が多いのではないでしょうか?
良質な株式を購入するには会社の業績が理解できなければなりません。
会社の業績を知るには、会社が発表する決算報告を読む力が必要になります。
数字ばっかで読みにくいんですよ、コレが。
そんなとき簿記で得た数字の知識や専門用語が前提知識として入っていると、抵抗感なく決算報告を読むことができますよ。
そんな方にオススメの本はこちら! クイズ形式で楽しみながら決算書の読み方を学ぶことができますよ。
会社の財務状況が分かれば、 単なるブランドイメージではなくリアルな金額で会社を客観的に見ることができるようになります。
- 企業がどうやって儲けているか
- 企業がどれだけ儲けているか
- 潰れてしまう危険性はどれほどか
就職や転職ではどうしても給与やブランド力に目が行きがち。せっかく転職した先が赤字連発で負債を抱えている倒産間近の会社だったらショックですよね。
会社の財務健全性を簿記の知識で見抜けるようになりますよ!
地雷を踏まないように!
2.家計を管理する力がつく
簿記を勉強するとお金を管理する力が身につきます。
簿記は会社のお金の出し入れが記録できるスキルです。当然ですが、簿記を家庭に取り入れておうちのお金の出し入れを記録することもできます。
家計でも
- 何にいくら使ったか
- 現金はいくらあるか
- 借金はいくら残っているか
- 今期の利益はいくらか
といった情報はとても大切ですよね。
家庭は経済の最小単位だと言われています
家庭も会社と同じようにお金に関するデータを集計することで、家計の健全性を測ることができます。
家計を数字で見えるようになれば今後のお金との接し方が変わってきます。
- 老後資金はいくら必要か
- 目標額貯めるにはどれだけ節約しなければならないか
- 子どもが生まれたら赤字になってしまわないか
など、将来のお金について考える土台となります。
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まとめ 簿記はお金のスキル!みんなに関係あるんです
以上、会社員と主婦こそ簿記3級を勉強するべき2つのモチベーションを紹介しました。
簿記はお金のスキルです。
お金はみなさんに関係があります。
だから、簿記はみなさんに関係のあるスキルです。
お金に詳しくなりたい方はぜひとも簿記を勉強してみてくださいね。
以上です!
>>> 簿記3級の活かし方が分からない方はこちらの記事もご覧ください
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