無駄にしない!簿記3級を取った後の生かし方3選【経理以外の人へ】

サラリーマン
サラリーマン

人に勧められて簿記3級を勉強したけど何にも生かせてないよ・・・

研究者
研究者

私は経理じゃないし簿記3級取得って意味なかったかなぁ

こんな方のための記事です。


簿記3級を勉強された方には、

  • 就職、転職
  • スキルアップ
  • 青色申告

など、明確な目的を持って合格を勝ち取った方が多いと思います。

一方で、なんとなく簿記を勉強した方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に経理職に就いていない、目指していない方は目的があいまいになりがち。
せっかく簿記3級を勉強したのに、何にも生かされていないのは非常にもったいないですよね。

そこで、この記事は簿記3級の使い道に困っている方に向けて、簿記3級の知識を生かす行動案を3つ紹介します!

あがぺい
あがぺい

私もなんとなくで簿記を勉強した人間です。だからこそ簿記3級の生かし方は人一倍考えました。

私は社会人になってから簿記を勉強しました。
きっかけは漠然とマネーリテラシーを高めたかったから
理系の研究職なので仕事で簿記を生かせる場面は1つもありませんが、私生活の方で簿記の知識を活用しています。

この記事で言う「簿記3級」は日商簿記検定3級のことを指します。

簿記3級を取ったら挑戦したい3つの行動案

さっそく本題です。

簿記3級の使い道に悩んでいる方はこれらに挑戦してみてはいかがでしょうか?

  1. 我が家の財務諸表を作る
  2. 企業分析をする
  3. ファイナンシャルプランナー(FP)3級の資格を取る

★そもそも簿記って何?って方はこちら
>>>会社員と主婦こそ簿記3級を勉強するべき2つのモチベーション

①我が家の財務諸表を作ろう!

1つ目は家の財務諸表の作成です。

簿記はお金を管理するスキルです。
まずは身近な家計から管理してみませんか?

家計簿を付けている方でも、PLやBSを作っている人は少ないのでは?
せっかく簿記を勉強したのであれば、活用したいところですね。

ここでは財務諸表を作るメリットとその使い方に分けて紹介していきます。

財務諸表を作るメリット

損益計算書と貸借対照表
▲損益計算書と貸借対照表

財務諸表のなかでも大事な損益計算書(PL)貸借対照表(BS)
この2つがあれば、

  • 毎月の収支
  • 家計全体の財務状況

を目で見える形にできます。

PLは収益・費用・利益(損失)をまとめたもの、BSは資産・負債・純資産をまとめたものでしたよね。
こういった収益・費用・資産などが把握できるようになると、

  • 節約できる固定費はないか?
  • 病気などの緊急時に生活できるほどの余力はあるか?
  • このままの生活を続けたら10年後に貯金はいくらになっているか?

など、家計の見直しをするヒントが見つかります。
「モヤモヤしたお金の不安」が具体的な数値という実体を持つので、改善行動に移しやすくなりますよ!

説得力も増しますよね!

損益計算書(PL)でお財布事情を知る

PLはお金の出入り(=収入と支出)を見える化してくれます。

おさらいになりますが、PLは左に費用と利益、右に収益を書いた表でしたね。
それぞれの面積がどのくらいの比率になっているかを見れば、お財布事情が見えてきますよ。

ここでは例として3パターンのPLを描いてみました。

家計の逼迫度と損益計算書
▲家計の逼迫度と損益計算書

「費用<収益」であれば利益の欄が左に来て黒字になり、「費用>収益」であれば利益の欄が右に来て赤字になります。

収益が多くて費用が少ない優良家計なら、利益の面積が大きくなります(図の左)。
利益が収入の10%ほどあれば普通の家計レベルと言えるでしょう(図の真ん中)。

もし、費用が収益を上回っていれば、赤字家計ですね(図の右)。
単月だけが赤字なら特に問題はありませんが、継続して赤字になるようであれば家計の見直しをするチャンスです!

優良家計のあなたも、赤字家計のあなたも、一度PLを作ってお財布を見える化してみてはいかがですか?

表にまとめると一目瞭然ですよ

「そもそも家計簿を付けるのが億劫・・・」という方には自動で管理してくれるアプリが便利です。
こちらのマネーフォワードというアプリなら複数のクレジットカードや銀行口座をまとめて管理できますよ。

>>>家計簿・資産管理アプリ 「マネーフォワード ME」

★合わせて読みたい
>>>【王道】新婚夫婦が貯金体質になるたった1つの具体的な方法!

貸借対照表(BS)で資産全体を把握する

BSは、財務が健全かどうか(資産と負債のバランス)を見える化してくれます。

こちらもおさらいになりますが、BSは左に資産、右に負債と純資産を書いた表でしたね。
それぞれの面積がどのくらいの比率になっているかを見れば、家計の健康状態が見えてきますよ。

ここでも例として3パターンのBSを描いてみました。

家計の逼迫度と貸借対照表
▲家計の逼迫度と貸借対照表

純資産がプラスであれば、おおむね問題ない家計。
反対に純資産がマイナス(図の右)である場合は、多額の借金があるってことがひと目でわかります。

今一度、自分の手持ちの資産(貯金、家、車、株式など)や負債(クレカ、ローンなど)をすべて列挙して、家計全体の健康診断をしてみてはいかがでしょうか?

家計の状況を把握することは後述するライフプランニング作りでも大事になります!

チェックポイント

簿記3級の知識で損益計算書(P/L)貸借対照表(BS)を作って、家計を見直そう!

★複式簿記で家計簿を付けるメリットはこちらの記事でより詳しく解説しています
【簿記保有者必見】貯まる!複式簿記で家計簿を付けるメリット

★エクセルでつくる複式家計簿の紹介記事はこちら
【家計管理】エクセルで複式簿記の家計簿を作る方法|第一回:勘定科目リスト

②企業分析をしよう!

2つ目は企業分析です。

簿記の知識は株式投資や就職活動・転職活動、起業に役立てることができます。

個別企業への投資には必須のスキルではないでしょうか

企業研究に活かそう!

簿記で勉強したことは、企業で行われるお金の取引を記録することでしたね。
簿記は「自分が会社を興したときや、勤める会社で経理の仕事をするときに役立つ」というのは当然のことながら、「他人の会社の財務状況を読むときに使える知識」でもあります

会社の財務状況が分かれば、

  • 企業がどうやって儲けているか
  • 企業がどれだけ儲けているか
  • 潰れてしまう危険性はどれほどか

単なるブランドのイメージではなく、リアルな金額で企業を客観的に見ることができるようになるので、株式投資や就職・転職活動に役立てることができます

例えば、就職・転職を考えている方は、「簿記3級」と履歴書に書くだけではなく、簿記3級の知識を使って応募企業を研究してみるといいかもしれませんよ。

PLで赤字連発、BSで負債が大きい企業は不安・・・

企業の財務状況を読もう!

でもあんな文字ばっかりの資料読んでもわからないよ

実際に企業の決算報告書を見てもらえれば分かりますが、簿記3級で習ったものよりも複雑ですよね。
形式ばっていて読みにくいこと、この上ないです。

そんなときにオススメなのがバフェットコードというサイト。
PLとBSがグラフ化されていて、とても見やすくなっていますよ。
>>>バフェット・コード | ワンストップで効率的な財務分析ができるツール

・・・でもグラフになったからって読めるわけじゃないよ

ぐぬぬ

たしかにBSとPLを見て何を思うかは簿記3級では習わないです。
ですので、決算書を読めるようになるには決算書の読み方を勉強するしかありません。

私がおすすめする書籍は「会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方」。
身近な企業を取り扱っているので初心者でもとっつきやすくてサクサク読めますよ!

簿記の勉強のあともまた勉強か・・・

簿記を勉強している分、表の理解は一般の方よりも早いはずです!

チェックポイント

簿記3級の知識で企業の財務状況を分析して、投資や就職に生かそう!

③FP3級の資格も取ろう

最後となる3つ目はファイナンシャルプランナー(FP)3級の資格を取るです。

簿記とFPはとても相性がいい資格なんですよ。

「簿記やFP以外にも役に立つ資格を知りたい!」という方はこちらもご参考にしてください。
>>>副業で稼げる資格10選!本業・転職にも活かせる資格の活用例を解説 | 資格Hacks

データを情報に昇華してくれるFP3級

FP3級の知恵で勇気ある行動を
▲FP3級の知恵で勇気ある行動を

繰り返しになりますが、簿記で勉強したことは企業で行われるお金の取引を記録することでした。
それに対してFP3級で勉強することはお金の基礎知識(ルールブック)です。

簿記はデータ収集の技術であって、次のアクションを決める知恵ではありません。
だからこそ簿記3級の知識だけでは企業分析ができないのです・・・

そんなとき、FP3級の知識が大いに役に立ちます。

集めたデータを、情報に昇華してくれるのがFP3級で学ぶ知識なのです!!

データだけ眺めても何も分かりません。
データをある側面から眺めたりして、情報に格上げしてあげることで、最終的な行動につなげることができます。

せっかくデータ収集法(簿記3級)を習ったのであれば、知恵(FP3級)を使ってデータを情報にレベルアップさせてみてはいかがでしょうか?

★合わせて読みたい
>>>【社会人向け】FP3級の教科書は日本社会のルールブックです

ライフプランニングを立てよう!

データを情報に昇華させる例として、FPの仕事のひとつにライフプランニングがあります。
ライフプランニングとは、将来の生活や収支を年表にまとめて「実現したい将来のために今何をすべきか考えること」

簿記でデータを、FPで知識を持ち寄れば、その「何をすべきか」が見えてくるようになります。

  • 簿記で集めたデータ:家計の状況(PL、BS)
  • FP3級の知識:人生の三大資金、金融知識など
  • 情報:毎月の貯金を増やす必要がある
  • 行動:固定費を削減しよう!

ぜひ簿記の知識を生かして、ライフプランニングをより確度の高いものに仕上げてみてください。
ご家族と将来について考えるよい機会になること間違いなしですよ。

逆に、FP3級を持っている方は簿記3級を勉強してみましょう!

チェックポイント

FP3級を勉強して、簿記のデータを情報に昇華させよう!

>>>1番わかりやすいFP3級の教科書はこちら

まとめ 簿記3級を無意味にしないで!

というわけで、簿記3級の使い道に困っている方に向けて、簿記3級の知識を生かす行動案を3つ紹介しました!

「目的がない資格勉強は無駄になる」「資格マニア・ノウハウコレクターはダサい」なんて意見もありますが、一度学んだ知識は決して奪われることのない財産です。

知識が薄れてしまう前に、自分の好きな分野に応用していきましょう!

あがぺい
あがぺい

知識は奪われませんが忘れてしまいますからね

以上です!

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