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【1000円以下】レフ板・ディフューザーを百均グッズで自作する方法!

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カメラに凝り始めると、レンズやストロボといった周辺機器に目を奪われがちですよね。

私は「料理をうまく撮りたい!」と思って、レンズ照明機器を買おうかどうか悩んでいました。

あがぺい
あがぺい

レンズってこんなに高いの!? お金をあまりかけずにいい写真を撮りたいよ……

そんな思いから私は撮影グッズを自作しました

この記事ではレフ板とディフューザーを百均グッズで作る方法を紹介します。
合わせてレフ板とディフューザーの効果について、実際の写真を用いて解説します。

  • いい写真を撮りたいけどお金をかけたくない
  • ちょっと手間がかかっても安く済ませたい
  • レフ板とディフューザーで写真がどう変わるのか知りたい

という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

レフ板とディフューザーで光はこう変わる!

さっそくですが、レフ板とディフューザーの説明の前にこちらをご覧ください。

ここでは4枚の写真をお見せしましたが、同じパンを撮っているのに印象が違いませんか?

左上の①からZを描く順に

  1. なにもなし
  2. レフ板あり
  3. ディフューザーあり
  4. レフ板とディフューザーあり

の条件で撮影した写真を並べています。

こちらのパンは私がこねて焼いた自家製パンです笑

レフ板とディフューザーを使うことで、

  • 影の硬さ
  • 影の濃さ
  • パンのコントラスト
  • お皿の柄

の見え方が変わっていることに気づいていただけましたか?

あるのとないのじゃ大違い!

↓ 他の被写体でも、写り方がかなり変わっていることがわかると思います。

トラックボールマウス

シルバニアファミリー

では導入はここまでにして、次はカメラのライティングを決めるレフ板とディフューザーの効果について詳しくお話ししていきます。

レフ板ってなに?

レフ板のイメージ

レフ板は「光を反射する板」です。“レフ”は反射という意味のリフレクト(Reflect)から来ています。

レフ板は光が当たらないところに光を届ける役割を持っています。

  • コントラストを弱めたい
  • 暗い面を明るくしたい
  • 影を薄くしたい

そんなときに活躍してくれる道具です。

レフ板と聞くと私は芸能人の写真撮影をイメージします。あれも顔を明るくするために使っているわけですね。

こちらの例では手前に光が当たるようになったおかげで、パンが明るく、お皿の柄も見えるようになっています。

ディフューザーってなに?

ディフューザーのイメージ

ディフューザーは「光を拡散させる道具」です。ディフューズ(Diffuse)はそのまんま「拡散する」という意味です。

ディフューザーは光をやわらかくする役割を持っています。

やわらかい光は影の輪郭がぼんやりとして、影も薄くなります。かたい光は影の輪郭がくっきりとしていて、影が濃く出ます。

  • コントラストを弱めたい
  • 影をぼんやりさせたい
  • 影を薄くしたい

そんなときに活躍してくれる道具です。

レフ板とディフューザーは似たような役割を果たしてくれるので、両方使うと思い通りのライティングがしやすくなります。

こちらの例ではディフューザーのおかげで影の輪郭がぼんやりと、柔らかくなっています。

百均グッズでできるレフ板の作り方

レフ板の完成品

それでは百均グッズでレフ板を作っていきましょう! 今回作るレフ板の仕様は以下のとおりです。

  • サイズはA3、折りたたむとA4
  • 自立可能
  • 片面が白(反射)
  • 片面が黒(吸収)

レフ板をAmazonで検索してみると、だいたい1500円くらいします。自作すれば550円でできるのでお得ですよ♪

レフ板を作るための道具と材料

用意する道具はこちら。
特別な工具は必要ありません。

  • カッター
  • カッターボード
  • 定規

レフ板の材料はこちらの4つです。私は全てダイソーで購入し、材料費は550円でした。

貼れるボード(厚さ5mm) 2枚
片側粘着付きのボードです。ある程度の硬さが必要なので、厚さ5mmが最適です。被写体の大きさによっては1枚のレフ板じゃ足りない場合もあるそうなので、私は2枚用意しました。
黒画用紙
ボードに貼る黒画用紙です。半分に切ったボードよりも大きいサイズがいいです(225mm x 300mmよりも大きめに)。ツヤのないものにしましょう。
黒ビニールテープ
黒のビニールテープです。別にビニールでなくても、黒ければいいです。
白ビニールテープ
白いビニールテープです。半透明のマスキングテープやセロハンテープで代用できます。

レフ板の作成手順

順を追ってレフ板の作り方を紹介していきます。

貼れるボードを半分に切る
半分に切った粘着ボード

貼れるボードを半分に切ります。粘着側の剥離紙にマス目があるので、それを目安にすると切りやすいですよ。

細長くなる方向には切らないでくださいね。

貼れるボードに黒画用紙を貼る
黒画用紙を貼った粘着ボード

半分に切った貼れるボードの剥離紙を剥がし、黒画用紙を貼ります。空気が入っても気にしない!

はみ出た黒画用紙を切る
黒画用紙のカット

貼れるボードの縁にあわせて黒画用紙をカットします。これで、2枚の白と黒の面をもつボードができあがります。

白と黒の面を持ったボード
1cmの隙間をあけてボードをテープでつなげる
ボードとボードを粘着テープで止める
ボードとボードを粘着テープで止める

同じ色の面がつながるようにテープで貼り合わせます。白い面では白いテープを、黒い面では黒いテープを使います。

1cmの隙間は折るための余白になります

はみ出たテープを切る
はみ出たテープを切る

はみ出たテープは切って整えましょう。

レフ板の完成!
完成したレフ板

これにてレフ板の完成です!

だいたい30分もあればできると思います!


参考にしたのはこちらの本です。

美味しい料理の写真を取る秘訣がとても分かりやすく載っていますよ。

百均グッズでできるディフューザーの作り方

完成したディフューザー

続きまして、百均グッズでディフューザーを作っていきましょう! 今回作るディフューザーの仕様は以下のとおりです。

  • サイズはA3
  • 自立可能

ディフューザーをAmazonで検索しても似たようなものはヒットしません。ディフューザーはレースのカーテンなどで代用できるので購入する人は少ないのかも。本格的なソフトボックス(照明に取り付けるディフューザー)は多く出回っているようですね。

ディフューザーを作るための道具と材料

用意する道具はこちら。特別な工具は必要ありません。

  • カッター
  • カッターボード
  • 定規

ディフューザーの材料はこちらの4つです。こちらも全てダイソーで購入し、材料費は440円でした。

コルクボード(46cm x 32cm)
木枠がついたコルクボードです。レフ板と同じA3くらいがいいと思います。ダイソーでは200円商品でした。
トレーシングペーパー A3
トレーシングペーパーは光を柔らかくしてくれます。A3サイズにしました。
洗濯ピンチ
ディフューザーを自立させるために使います。家にあるものでも大丈夫です。
セロハンテープ
木枠にトレーシングペーパーを貼るために使います。テープならなんでもいいです。

ディフューザーの作り方

順を追ってディフューザーの作り方を紹介していきます。

コルクボードからコルク部分を取り除く
コルクボードのコルクを取る

今回使うのは木枠だけです。もったいないですがコルクを外しましょう。クズがいっぱい出てくるので注意してください。

木枠にトレーシングペーパーを貼る
木枠にトレーシングペーパーを貼る

木枠にトレーシングペーパーを貼ります。重なっても問題ありません。はみ出た部分はカットしてください。

ピンチで立てれば完成!

下の二隅をピンチではさみ、自立できればディフューザーの完成です。

こちらもだいたい30分もあればできると思います


最後に 使用イメージを公開!

最後に、今回作ったレフ板とディフューザーの使用イメージを下に載せます。

冒頭でお見せした写真は、今回作成したレフ板とディフューザーを使って撮影したものです。
撮影風景はこんな感じでした(被写体を撮影するときは部屋の照明を消しています)。

レフ板もディフューザーも、軽くて動かしやすいのでとても使い勝手がいいですよ!

自立してくれるのもポイント高いです


というわけで、レフ板とディフューザーについて役割と作り方を紹介してきました。

「自分も作ってみたい!」と思っていただけましたか?

みなさんの撮影する写真がより美しいものになれば幸いです。

いい写真を撮る技術を身につけるには、いい写真を見るのが大切です。

私はこちらの本で勉強しました! 自分も撮ってみたいと思える写真がいっぱいありますよ

以上です!

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