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「自由へのエクセル家計簿」で経済的自由を目指そう|エクセル複式家計簿

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この記事では、当ブログのエクセル複式家計簿に”自由への家計簿”を応用する方法をご紹介します。

”自由への家計簿”とは、教育系Youtuberの両学長が推奨している経済的自由を目指すための家計簿です。

あなたが経済的自由を達成するために必要な資産額をはっきりさせてくれます。

最後まで読めば、自由を手に入れるための指針が手に入るはずですよ。

あがぺい
あがぺい

実際に私は月ごとの支出をグラフにして管理しています!

「自由へのエクセル家計簿」とは?

当ブログのエクセル複式家計簿自由への家計簿を応用したものを、「自由へのエクセル家計簿」と呼ぶことにします。

自由へのエクセル家計簿は経済的自由への道標になります。

月の収支が分かると、この先のライフプランが立てやすくなりますよ。

経済的自由というワードについては記事の後半で解説します。

支出の科目を4種類にまとめる

自由へのエクセル家計簿では支出を以下の4つの科目にまとめます。

この4つが毎月いくらくらいかかっているのかを把握することが経済的自由への第一歩となります。

1. 月生活費
必要最低限の衣食住にかかるお金など。基本的に毎月かかるもの。
2. 月ゆとり費
交際費、趣味、書籍など。基本的に毎月かかるもの。
3. 年生活費
必要最低限の家電や家具など。年ゼロ~数回くらい発生するもの。
4. 年ゆとり費
旅行、冠婚葬祭、誕プレなど。年ゼロ~数回くらい発生するもの。

何を生活費に入れて、何をゆとり費に入れるかはあなたのライフスタイル次第です。

例えば車に関して、通勤に必要なら生活費でしょうし、週末にしか使わないならゆとり費に当てはめることになります。

収入で生活費とゆとり費を賄えるか?

経済的自由のレベルを把握するとき、上の生活費とゆとり費を労働収入+資産収入で賄えるかが重要です。

経済的自由のレベルを表したグラフ

いわゆる働かなくても生活できる状態はフルリタイア以上になります。

このグラフを見れば分かる通り、

サラリーマン
サラリーマン

あ~、働かなくてもいいくらいの不労所得があればなぁ

と希望を語る前に、まずは自分の生活費とゆとり費を把握しないことには始まりません

そもそも「自分の生活費とゆとり費がいくらなのか」が分かっていないと、いくら働いても、いくら資産を増やそうと、経済的自由は達成できないからです。

そこで! 自由へのエクセル家計簿が役に立ちます

「自由へのエクセル家計簿」で支出の推移を把握する

エクセルなら生活費とゆとり費をまとめてグラフにすることはお手の物です。

横軸を年月にすることで支出の推移が手に取るように分かります。

エクセル複式家計簿で作成した支出推移のグラフ
支出の推移例

歳を重ねて収入が増えるとどうしても生活水準が上がってしまうもの。加えて、子供ができたりして家族構成が変わると生活費はググッと変化していきます。

時系列のグラフがあれば、支出がセーブできているか、生活水準が上がっているか、イロイロ見えてきますよ。

上のグラフは私のリアルな支出の推移です。

支出から自由を得るのに必要な金額を推定する

グラフを作るとだいたいの支出が見えてきます。

私の場合は、

  • 生活費:~15万円
  • ゆとり費:~10万円

といったところ。

もし生活費を労働収入でなく資産収入で賄おうとしたら、毎月15万円すなわち年間180万円の配当金が必要ってことになります。

配当が投資額の3%だとしたら、6,000万円を高配当株式に投資すればいいと見積もることができます。

残念ながらそんな大金はないんですが……

まぁ、お金の問題は置いといて、闇雲に「1億円の資産を築くぞ!」と意気込むよりもずっと現実的で意味のある金額が見えてきませんか?

このように、”自由へのエクセル家計簿”は経済的自由に向けた目標を見せてくれるのです。

次の項目ではグラフの作り方を紹介します。

ピボットテーブルから支出の推移を見る方法

ここからはエクセルで実際のデータを使いながらグラフを作っていきましょう。

  1. 支出を4つに分類する
  2. 新しいシートに月ごとの支出を集計する
  3. 推移を管理するグラフを作る

1. 支出を4つに分類する

まずは支出を月生活費・年生活費・月ゆとり費・年ゆとり費に分類しましょう。

どれをどれに入れるかはあなたのライフスタイル次第です。

<応用> 科目CDで分類するともっと便利!

科目CDで分類を分かるようにすると後の集計が楽になります。例えば500番台は月生活費、510番台は月ゆとり費、など。

ちなみに筆者はこのように分類しています

生活費500番台
食費、日用品、交通費、インフラ費、養育費、など
520番台
保険料、医療費、など
ゆとり費510番台
娯楽費、贅沢品、自己投資、など
530番台
交際費、旅費、など

ザックリした”月生活費”、”月ゆとり費”なんて科目も用意しています。

私の場合、大物家電や出張費の立替などは「特別費」に入れています。特別費は4つの分類のどれにも入れていません。このあと作るグラフにとんがった部分(突発的な支出増)ががあると見にくくなるからです。

2. 新しいシートに月ごとの支出を集計する

新しいシートを作る

グラフを作るために新しいシートを作成します。名前は「自由への家計簿」としておきます。

表を作る

「集計表」のピボットテーブルからデータを引っ張ってくるための表を作成します。縦に月生活費・年生活費・月ゆとり費・年ゆとり費を並べます。横に年月を並べます。

推移を表すグラフのもとになる表
3ヶ月移動平均・累計平均の欄を作る

単月の値をグラフにしてもいいのですが、私は3ヶ月の移動平均を算出しています。突発的な大きな支出があると、グラフがガタついてしまうからです。ここは個人の自由で調整してください。

グラフの中に累計平均を示したい場合は、それ用の欄も作っておきます。

平均の行を追加した表
ピボットテーブルから各支出を抽出する

「集計表」のピボットテーブルから月生活費・年生活費・月ゆとり費・年ゆとり費を算出します。このとき、GETPIVOT関数を使ってもいいですが、SUM関数でも問題ないです。ただし、科目の追加や変更があった場合は参照が崩れてしまうので注意が必要です。

ピボットテーブルから集計をする図

私のピボットテーブルの場合、科目CD 500番から507番が月生活費なので、月生活費の欄に”=SUM(集計表!E63:E70)”と入力します。セルの数値は各人で調整してくださいね。

<応用> 科目CDを使ったSUMIFS関数で抽出も可能!

私と同じように科目CDを支出の種別と紐づけている場合はSUMIFS関数が便利です。例えば、上の画像の通り500番~507番までが月生活費であれば、SUMIFS関数の条件に500以上、510未満と入力するって次第です。条件式の選択範囲は科目CDの列を参照します。

“=SUMIFS(集計表!E63:E83,集計表!$C$63:$C$83,”>=500″,集計表!$C$63:$C$83,”<510″)”

3ヶ月移動平均を計算する

3ヶ月移動平均を計算する式を入力します。当然ですが、3ヶ月以上のデータがないとできません。

平均を算出する図
累計平均を計算する

累計平均の行に数式を入力します。選択範囲の左上のセルは絶対参照、右下は相対参照にすることで、右にコピーしたときに累計平均が計算できます。

累計平均を算出する図

これでグラフの元になる表が完成しました!

3. 推移を管理するグラフを作る

積み上げ面グラフを作成する

積み上げ面グラフで月ごとの支出の推移をグラフにします。

積み上げ面グラフにするデータの選択
積み上げ面グラフの作成

※ここでは3ヶ月平均の値を使っているので、3ヶ月目からグラフにしています。

グラフを整える

適宜グラフを整えましょう。凡例や縦軸をお好みで。

作成した積み上げ面グラフ
累計平均を追加する

「データの選択」から累計平均を追加します。このとき、累計平均も面グラフに含まれてしまいますが、累計平均は折れ線グラフにしたいので、「グラフの種類の変更」から「組み合わせ」を選び、累計平均だけ折れ線グラフにします。

組み合わせグラフの作成
自由への家計簿のグラフが完成!

これで4つの支出を管理できるグラフが完成しました!

自由へのエクセル家計簿に基づく支出推移のグラフ

このグラフこそが経済的自由へ近づくための道標になります。

毎月の推移をチェックして生活費&ゆとり費を把握しましょう!

あなたの目指す経済的自由は?

ここで、経済的自由について考えてみましょう。

詳しくは下の記事(外部サイト)におまかせしますが、簡単に紹介します。

経済的自由のレベル

経済的自由のレベルは6段階にカテゴライズできます。

依存
自分の収入じゃ生活費もゆとり費も賄えない状態。
最低限の自立
自分の生活費は賄えるが、ゆとり費は出せない状態。
自立
自分で生活費とゆとり費を稼いでいる状態。
セミリタイア
資産収入とわずかな労働で生活費を稼いでいる状態。
フルリタイア
資産収入だけで生活費を賄える状態。
経済的自由
資産収入だけで生活費とゆとり費を賄える状態。

フルリタイアまで来れば「働いても働かなくてもOK」な状態ですね。選択肢が多いことが自由の証です。

自立に必要な資産額はあなた次第

「じゃあ具体的にいくら必要なのか?」はあなた次第です。

生活費が10万円で済む人もいれば、30万円必要な人もいるからです。

それに、どのレベルを目指すかも人それぞれです。

だからあなただけの指標が必要です。

その指標はエクセル複式家計簿が作ってくれます。

オリジナルの家計簿が必要

私が提案するエクセル複式家計簿は企業レベルの家計管理で、あなたの経済的自由への道をサポートします。

まずはこちらのガイドにアクセスして、あなただけの家計簿を作り上げてくださいね。

画像付きで詳しく作り方を説明していますよ。

経済的自由を目指して一緒に頑張りましょう!

まとめ 自由へのエクセル家計簿は最強ツール!

というわけで、”自由への家計簿”を応用した自由へのエクセル家計簿を紹介しました。

自分の支出を把握することはお金持ちへの第一歩です。

支出が分からないことには目指すべき場所も霧の中です。

この記事があなたの資産形成の役に立てることを願っています。

以上、最後まで読んでくださりありがとうございました!

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