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エクセル複式家計簿でアセットアロケーションを確認しよう

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この記事ではエクセル複式家計簿を使って、アセットアロケーションを確認する方法を紹介します。

アセットアロケーションとは?

アセットアロケーションとは資産配分のことです。現金がいくら、証券がいくら、など自分がもっている資産をどのくらいの割合で配分しているかを示します。

参考>>>アセットアロケーション│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

この記事を読めば、下のようにアセットの推移が分かるグラフが作成できます。

アセットアロケーションの推移をグラフ化した例
※数値はイメージです
  • 資産の増減
  • 資産の分散ぐあい
  • 資産の種類

など、把握しておくべき家計が簡単に管理できるようになりますよ。

あがぺい
あがぺい

エクセル複式家計簿って何?って方はまずはこちらからどうぞ!

アセットアロケーションの推移を見る方法

それでは、エクセル複式家計簿でアセットアロケーションを見える化していきましょう。

例となるデータを使いながらグラフを作ってみます。

  1. アセットを設定する
  2. 新しいシートに月ごとの支出を集計する
  3. 推移を管理するグラフを作る

アセットを設定する

まずは資産を分類しましょう。もちろん、どのように資産を分類するかは人それぞれです。

例えば、こんなアセットクラスがありますね。

  • 現金
  • 株式
  • 債券
  • 不動産

もしくは、「つみたてNISA」「確定拠出年金」など制度でジャンル分けしても面白いかもしれません。

私の場合、株式などの評価額が変わるアセットは投入金額をベースに記帳しています。その理由はこちらの記事で説明しています。

>>>家計簿に株式や投信の評価額を記帳しないほうがいい理由3つ

ちなみに筆者はこのように分類しています

アセット科目CD/ 中身
現預金100番台/
現金、銀行預金、米ドル、など
国内株式110番台/
個別株、投資信託、ETF、など
海外株式120番台/
投資信託、ETF、など
不動産130番台/
REIT、など

どういう分類でグラフにするかはあなた次第!

<応用> 科目CDで分類するともっと便利!

筆者のように科目CDで分類すると、ピボットテーブルからの集計が楽になります。

新しいシートに月ごとのアセットを集計する

新しいシートを作る

グラフを作るために新しいシートを作成します。名前は「アセットアロケーション」としておきます。

表を作る

「集計表」のピボットテーブルからデータを引っ張ってくるための表を作成します。縦にアセットを、横に年月を並べます。

アセットアロケーションのテーブル
ピボットテーブルから各アセットを抽出する

「集計表」のピボットテーブルから各アセットの合計額を算出します。このとき、GETPIVOT関数を使ってもいいですが、SUM関数でも問題ないです。ただし、科目の追加や変更があった場合は参照セルがずれてしまうので注意が必要です。

私のピボットテーブルの場合、科目CD 100番から106番が現預金なので、現金の欄に”=SUM(集計表!E27:E33)”と入力します。セルの数値は各人で調整してくださいね。

ピボットテーブルからデータを収集する図
<応用> 科目CDを使ったSUMIFS関数で抽出も可能!

科目CDを支出の種別と紐づけている場合はSUMIFS関数が便利です。例えば、上の画像の通り100番~106番までが現預金であれば、SUMIFS関数の条件に100以上、110未満と入力するって次第です。条件式の選択範囲は科目CDの列を参照します。

“=SUMIFS(集計表!E27:E44,集計表!$C$27:$C$44,”>=100″,集計表!$C$27:$C$44,”<110″)”

すべてのアセットについて値を抽出して表を完成させる

同様にして、表を埋めます。

アセットアロケーションの表

これで下ごしらえは完了です

推移を管理するグラフを作る

積み上げ面グラフを作成する

積み上げ面グラフで月ごとのアセットの推移をグラフにします。

積み上げ面グラフの作成
グラフを整える

適宜グラフを整えましょう。凡例や縦軸をお好みで。

アセットアロケーションの推移グラフが完成!

これでアセットアロケーションの推移を管理できるグラフが完成しました!

完成したアセットアロケーション

上のグラフを見ると、この人は資産の大半を現金で保有しているようですね

30代主夫のアセットアロケーション

恥ずかしながら、例として私のアセットアロケーションの推移をお示しします。

筆者のアセットアロケーション
▲筆者のアセットアロケーション

生々しいので縦軸は隠します。

こちらが筆者のアセットアロケーションの推移です。

自分自身、改めて推移を眺めると、以下のことが分かりますね。

  • 資産が増加している
  • 2021年は現金が80%を占める
  • 2023年に現金と株式が半々になる
  • 投資先はほとんど海外株式である

ちなみに、家計簿を付ける前の2019年までは100%現金でした。

そんな折、友人に儲かるFXがあると聞き(怪しい)、生半可な知識で挑戦したら思うようにいかず……

その失敗からお金の勉強を始め、真っ当な投資のセオリーを知り、つみたてNISA確定拠出年金に取り組むようになりました。

▼私のバイブルはこちら

今ではファイナンシャルプランナー3級・簿記3級を取得し、エクセルを使った複式簿記の家計簿を自作できるまでに!

まだまだ資産は少ないですが、積極的にお金に向き合った結果、お金に対する不安がなくなったように思います。

資産が増えていることが目に見えて分かるようになるとワクワクします!

まとめ アセットアロケーションをエクセルで見える化しよう

というわけで、アセットアロケーションのグラフの作り方を紹介しました。

推移が分かると課題や展望が見えてきます。

エクセル複式家計簿を作ったら、まずはアセットアロケーションを見える化しましょうね。

私と一緒にお金の不安を取り除いていきましょう!

以上、ありがとうございました。

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